もくじ
問2
次の各文章の1~9の中に入れるべき最も適切な字句等をそれぞれの解答群から選び、その記号を答えよ。また、[A|a.b×10c]に当てはまる数値を計算し、その結果を答えよ。ただし、解答は解答すべき数値の最小位の一つ下の位で四捨五入すること。(配点計50点)
(2)エネルギー白書に関する問題
経済産業省のエネルギー白書2021によると、我が国の2019年度における最終エネルギー消費では、産業部門と運輸部門の合計で、全体の約[1][%]に達している。一方、エネルギー供給における化石エネルギーの輸入先を見ると、石油は圧倒的に中東に依存しており、サウジアラビアと[2]が大きな割合を占めている。また、天然ガスの輸入先で最も大きな割合を占めているのは[3]であり、次いでマレーシア、カタールの順である。
解答群
(ア)55 (イ)70 (ウ)85
(エ)アラブ首長国連邦(オ)オーストラリア
(カ)クウェート (キ)バーレーン
(ク)米国
解答
[1](イ)70[%]
[2](エ)アラブ首長国連邦
[3](オ)オーストラリア
[1]最終エネルギー消費の割合 |
経済産業省のエネルギー白書2021より、2019年度の産業部門と運輸部門のエネルギー消費量の合計は69.3%である。よって、70%が正解である。
部門 | エネルギー消費割合(2019年度) |
---|---|
産業 | 46.1% |
運輸 | 23.2% |
家庭 | 14.1% |
業務その他 | 16.6% |
[2]化石エネルギーの輸入先 |
経済産業省のエネルギー白書2021より、2019年度の化石燃料の輸入割合はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールの順である。アメリカは産油国であるが、自国の消費量が多いため、輸出は少ない。ロシアの順位は、ウクライナ戦争により現在は大幅に低下していると考えられる。
輸入先 | 輸入割合(2019年度) |
---|---|
サウジアラビア | 34.1% |
アラブ首長国連邦 | 32.7% |
カタール | 9.3% |
クウェート | 8.9% |
ロシア | 4.8% |
その他 | 10.7% |
[3]天然ガスの輸入先 |
経済産業省のエネルギー白書2021より、2019年度の化石燃料の輸入割合はオーストラリア、マレーシア、ロシアの順である。オーストラリアの割合が非常に大きい事を覚えておこう。
輸入先 | 輸入割合(2019年度) |
---|---|
オーストラリア | 39.2% |
マレーシア | 13.0% |
ロシア | 8.3% |
ブルネイ | 5.6% |
アメリカ | 5.4% |
その他 | 28.5% |
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