エネ管22年 Ⅰ共通 問3(16)【電気加熱設備の保守点検】

エネルギー管理士 過去問 電気加熱設備の保守点検
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問3

 次の各文章は、「工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準」(以下、『工場等判断基準』と略記)の内容及びそれに関連した管理技術の基礎について述べたものである。ここで、『工場等判断基準』は、令和4年4月1日時点で施行されているものである。これらの文章において、『工場等判断基準』の本文に関連する事項については、その引用部を示す上で、「Ⅰエネルギーの使用の合理化の基準」の部分は、『基準部分』と略記する。特に「工場等(専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等を除く)」における『基準部分』を、『基準部分(工場)』と略記する。1~12の中に入れるべき最も適切な字句等をそれぞれの解答群から選び、その記号を答えよ。また、[A|ab]~[H|a.b]に当てはまる数値を計算し、その結果を答えよ。ただし、解答は解答すべき数値の最小位の一つ下の位で四捨五入すること。なお、単位のm3Nは標準状態(0℃、1気圧)における気体の体積を表す。(配点計100点)

(16)電気加熱設備の保守点検

 電気加熱設備及び電解設備は一般に低電圧、大電流で運用されることが多い。そのために、『基準部分(工場)』は、「電気加熱設備及び電解設備は、配線の接続部分、開閉器の接触部分等における[11]を低減するように保守及び点検に関する管理標準を設定し、これに基づき定期的に保守及び点検を行うこと。」を求めている。

解答群

(ア)周囲温度

(イ)抵抗損失

(ウ)漏れ磁束

解答

(イ)抵抗損失

「電気加熱設備及び電解設備は、配線の接続部分、開閉器の接触部分等における抵抗損失を低減するように保守及び点検に関する管理標準を設定し、これに基づき定期的に保守及び点検を行うこと。」と規定されています。

工場等における判断基準

工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準

(6-1) 電動力応用設備、電気加熱設備等

③ 電動力応用設備、電気加熱設備等の保守及び点検

ア.電動力応用設備は、負荷機械、動力伝達部及び電動機における機械損失を低減するように保守及び点検に関する管理標準を設定し、これに基づき定期的に保守及び点検を行うこと。

イ.ポンプ、ファン、ブロワー、コンプレッサー等の流体機械は、流体の漏えいを防止し、流体を輸送する配管やダクト等の抵抗を低減するように保守及び点検に関する管理標準を設定し、これに基づき定期的に保守及び点検を行うこと。

ウ.電気加熱設備及び電解設備は、配線の接続部分、開閉器の接触部分等における抵抗損失を低減するように保守及び点検に関する管理標準を設定し、これに基づき定期的に保守及び点検を行うこと。

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