エネ管22年 Ⅰ共通 問3(17)【照明方式】

エネルギー管理士 過去問 照明方式
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問3

 次の各文章は、「工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準」(以下、『工場等判断基準』と略記)の内容及びそれに関連した管理技術の基礎について述べたものである。ここで、『工場等判断基準』は、令和4年4月1日時点で施行されているものである。これらの文章において、『工場等判断基準』の本文に関連する事項については、その引用部を示す上で、「Ⅰエネルギーの使用の合理化の基準」の部分は、『基準部分』と略記する。特に「工場等(専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等を除く)」における『基準部分』を、『基準部分(工場)』と略記する。1~12の中に入れるべき最も適切な字句等をそれぞれの解答群から選び、その記号を答えよ。また、[A|ab]~[H|a.b]に当てはまる数値を計算し、その結果を答えよ。ただし、解答は解答すべき数値の最小位の一つ下の位で四捨五入すること。なお、単位のm3Nは標準状態(0℃、1気圧)における気体の体積を表す。(配点計100点)

(17)照明方式

 室内の照明設備において、「作業を行う領域には所要の照度を与え、その他の領域には、これより低い照度を与える照明方式」 を[12]照明という。この照明方式は、工場や業務用ビルの事務室など広い空間での省エネルギーに有効である。

解答群

(ア)タスク・アンビエント

(イ)バランス

(ウ)間接

解答

(ア)タスク・アンビエント

タスク・アンビエント照明

 タスク(task)は作業場、アンビエント(ambient)は、周囲を意味します。作業場と周囲で照明方式を分けて考えることで、省エネを実現します。特に広いオフィスや工場などで、効果があります。

 身近なところでは、自宅のデスクライトとシーリングライト(天井ライト)もタスク・アンビエント照明と言えます。デスクに必要な照度をシーリングライトのみで計画した場合、高輝度なシーリングライトが必要です。また、デスク以外はそれほど照度を必要としないため、非効率です。このため、シーリングライトは一般的な照度のものを選定し、デスク専用ライトを設置することで、省エネになります。

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