私は高専で電気工学を専攻し、在学中に第一種電気工事士と電験三種を取得しました。成績も上位だったので、それなりに知識があるつもりでした。しかし、いざ会社で電気設備の企画から施工、保守までの仕事に就いたときに、自分自身の知識や技術の無さを実感しました。
身近な電気設備でいうと、ケーブルがありあすが、材質や構造、太さなど電圧や用途、設置環境などにより数え切れないくらいの種類が存在します。新入社員の頃の私はケーブルの選定すら出来ませんでした。先輩からこれ使えと言われて、初めはよく分からないまま仕事してました。
電気設備の知識や技術・技能については、先輩社員からOJT(オンザ・ジョブ・トレーニング)で教わり、不十分な知識の中、成功や失敗を繰り返しながら経験を積みレベルアップして行く人が多い気がします。このサイトには、私がこれまえ勉強した事、経験した事を書いてます。少しでも役立てたらと思います。
電気の基礎知識
基礎知識については、私が一から書くよりは、優良なサイトが複数あるので、いくつか紹介します。
パナソニック 電気設備の基礎
電気の基礎から主に家庭用電気設備について記載されています。電気初心者はこちらのサイトを見て勉強してみるのが良いと思います。
日本電気技術者協会 電気技術解説講座
電気の基礎から専門的なことまで幅広く記載されてます。電験の勉強でも何度もお世話になりました。ラプラス変換といった数学も普通にでてくるので、内容的には大学で電気工学を学んだ人向けだと思います。
電気設備関係の法律
電気事業法
電気設備の仕事に関係する法律は、電気事業法、消防法、労働安全衛生法があります。また、電気事業法等の法律をより具体的に表現した『電気設備の技術基準の解釈』もあります。
電気設備の技術基準の解釈
電気事業法等の法律をより具体的に表現した内容になります。電気設備の設計、施工、工事する上で必須になります。実務で関係する範囲は、読んで理解しておくと良いでしょう。イラストを使い分かりやすい解説書もあるので、それを購入して勉強すると分かりやすいです。
消防法
電気設備のうち、絶縁油やバッテリーが使用されているものは発火する恐れがあります。このため、消防法により、電気設備本体や建物、消防設備について消防法で定められています。変圧器や発電機、蓄電設備等が該当するので、内容を把握しておく必要があります。
労働安全衛生法
感電による災害を防止するために、電気設備を取り扱う者は特別教育を受講する必要があります。低圧電気取扱業務特別教育などがあります。これから電気設備関係の仕事をする人は内容を把握して必要な教育を受けましょう。
受変電設備・送配電設備
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変圧器
開閉器
遮断器
断路器
避雷器
ケーブル・電線
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ケーブルとは
電力用ケーブル
電線
通信用ケーブル
計装用ケーブル
ケーブルラック
制御盤
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制御盤とは
リレー、電磁接触器、電磁開閉器
PLC(プログラマブル ロジック コントローラー)
DCS(分散制御システム)
電動機使用設備
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ファン
コンプレッサ
ポンプ
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